私が開院した理由
おばあちゃん子でした
幼少の頃、祖母がいつも通っている整骨院によくついて行っていました。
そこで祖母は先生と楽しく話しながら、治療を受け、帰りには楽になったと喜んでいました。
それを見て、私も嬉しくなったのを覚えています。
サッカーに夢中の毎日
小学校でサッカーに出会った私は
学校が終わると日が暮れるまで、友人たちとボールをける日々でした。
そんな私は中学に上がると、迷いなくサッカー部に入部します。
希望にあふれ、毎日の練習も楽しんでいました。
そんな中、ある試合で私はケガをしてしまいます。
立てない…歩けない…
DFとして、試合に出ていた私は
相手FWのシュートを止めようと、
ボール前に足を出した時、そのまま振り抜かれ、
激しく右足首を捻って、靭帯を断裂してしまいました。
捻った瞬間は痛みを感じなかったのですが、
いざ、立ち上がろうとすると、
右足に力が入らず、「立てない」「歩けない」状態に なってしまいました。
結果、松葉杖をつくようになり、日常生活にも支障をきたすようになります。
整骨院へ連れていってくれました
歩けない…
好きなサッカーもできないジレンマ
周りと差がついていく焦り
思うように動けない日々
毎日不安でいっぱいでした…
そんな中、祖母がいつも通っている整骨院へ連れていってくれました。
必ず治るよと言ってくれた先生のおかげで
まともに歩けず、サッカーもできない‥
自分はこの先どうなるんだろう 本当に治るのか 落ち込んでいた私に整骨院の先生は、
笑顔でこう言ってくれました。
「大丈夫。必ず治るよ」
何気ないその言葉で、不安だった気持ちが晴れていくのが分かりました。
「僕の足は治るんだ」
私の心に治るという希望が湧いてきました。
先生の熱心な治療のおかげで
日に日に立てなかった足にも体重をかけることができ、
歩けるようになり、次第にサッカーにも復帰することができました。
治療家になりたい
先生にかけてもらった言葉や施術、そして安心感と治るという希望が持てたこと。
何事もなかったかのようにケガから復帰できて、サッカーができたこと。
あの時、感動したことを覚えています。
と同時に憧れが生まれました。
「あの先生のようになりたい」
中学生だった私に目指すもの、そして夢が決まった瞬間でした。
そう思い、迷いなく治療家の道を志すことに決めました。
治療家への想いを決めた出会い
高校卒業後、柔道整復師の国家資格を取るため、
専門学校へ進学し、新たな生活が始まりました。
学校へ行きながら、さらに病院への勤務を始め、
より知識や技術を学んでいきます。
そこである先生に出会いました。
この方は鍼灸だけでなく、整体やマッサージなど、
多くの治療経験を持つ先生でした。
治療技術はもちろんですが、
私は何よりその人間性に惹かれました。
相手のことを第一に考え、
本当に人のために行動できる方です。
その方から教えていただいた言葉で
「病気じゃなく人を診るんだよ」
という言葉があります。
この言葉は私の治療理念の芯となっています。
一人一人の患者さんに身体だけでなく、
心も元気になって、健康になって頂きたい。
そう強く思うようになりました。
新たな目標
柔道整復師になった私は鍼灸整骨院での修行を始めます。
そこでは1人1人の患者さんに初めから最後まで向き合い、
責任の重さを感じながら、成長させていただきました。
整骨・整体・カイロプラクティック、テーピングなど、
様々な技術を習得していく中で、
患者さんが日常生活やスポーツに
より早く復帰するためには
どうすればいいかと考えていました。
ちょうどその頃、スポーツのケガで来院された
患者さんが鍼灸によって早期復帰した姿を
目の当たりにしたのです。
私はその技術に驚嘆しました。
この技術を習得すれば、より多くの患者さんに
健康になってもらえると確信した私はさらに知識を広げるために
鍼灸師の資格も取ることに決めました。
施術者から管理者へ
柔道整復師、鍼灸師の国家資格を取得後は、
勤務していた院で院長を任され、その後は
マネージャーに昇格し、新規院の立ち上げや、
スタッフ育成などをおこなっていました。
初心に秘めた想い
マネージャーになった当時の私は、
臨床の現場から離れることが多くなっていました。
ふと気づくと、
この仕事を始めた頃を思い出す機会が
増えていました。
なぜ治療家を志したのか…
その答えは、初心の中にありました。
中学生の時、ケガで悩んでいた私を安心させてくれた先生のように
身近で支えられる存在になって、
「多くの人に笑顔になっていただきたい」
その想いを貫くと決めました。
精華町で開業します
17年間の中で
多くの先生や仲間たちと切磋琢磨しながら、
自分の治療スタイルを確立してきました。
その中で、
身体のケガや、姿勢のゆがみ、
ママさんの産前産後の骨盤の悩みなど、
その他にも様々な症状や悩みを
抱えている人たちに出会ってきました。
1人でも多くの人の不安をなくし、
健康で笑顔あふれる人生を送っていただきたい。
その想いを胸に
私と妻、お互いの実家も近く、
家族の温もりも感じられる
この精華町で開業します。
あなたの健康をサポートします
患者さんは1人1人違います。
あなたと真剣に向き合い、
ともに健康のゴールを目指していきます。
あなたの笑顔が周りを幸せにする。
その輪がどんどん広がっていくことが、
私の願いです。
信頼してくださる皆様のために、
これからも歩みを止めず進んでいきます。